森岡利行監督作品 
映画版 
『REQUIEM of DARKNESS  クラヤミノレクイエム』 
http://www5a.biglobe.ne.jp/~requiem
 
 

 
●概要 
 
 
 
 

●STAFF 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

●CAST 

形式/35mmフィルムカラー作品・モノラル・ビスタサイズ 
制作年度/1999年 
作品時間/104分 
公開時期/2000年3/25〜4/14 中野武蔵野ホールにて公開予定 
公開場所/中野武蔵野ホール(東京都中野区中野5-60-11) 

エグゼクティブプロデューサー/梶 俊吾 
プロデューサー/櫻井雅章 
脚本・監督/森岡利行 
音楽/野島健太郎 
撮影/石井浩一 
照明/白石成一 
美術/佐々木博崇 
録音/鴇田満男 
編集/金子尚樹 
助監督/玉利祐助 
製作/クラヤミノレクイエム製作委員会 
(ストレイドッグ・ホットエンターテイメント・ヴァリス) 
企画製作・配給/“STRAYDOG”(株)ストレイドッグ 
配給協力・宣伝/株式会社ゼアリズエンタープライズ 

相澤一成/小島可奈子/栗林知美/黒川芽以/川端良香/那波隆史/鈴木真 
塩山義高/酒井健太郎/土平ドンペイ/木下ほうか/菅田俊 
1999クラヤミノレクイエム製作委員会 

 

小さな街の名画座“中野光座”。館主の黒沢木と娘の芽以は、映画と映画館をこよなく愛する親子だったが、時代の波の中、閉館を余儀なくされていた。だが今日もこの映画館にやって来る人々がいた。しがないサラリーマンの多和は、古い映画のポスターに惹かれ立ち寄ってみた。そこへヤクザの樽木と舎弟の端角、条堺、差兼、御舞らがブツを持ち逃げしたイサオを探しに乗り込んできた。彼らの暴力の前にひれ伏し、自己嫌悪に落ち込む多和。そんな彼に芽以は映画監督になることが夢だと語りかける。彼の心が揺れる。常連のヘルス嬢・恵梨香も多和を気に掛け、映画を一緒に観る。一方館内では、イサオの妹で看護婦の幸子が院長のドラ息子・酒巻の執拗なセクハラにあっていた。そこへイサオが現れ彼女を救う。彼は病魔に冒されていた。妹が幸せになれるよう、ブツを現金に換えようとしていたのだ。誰もいない映画館のロビーで彼は死んだ恋人・ケイの夢を見る……。再びヤクザ達が舞い戻って来た。多和に助けを求める芽以。必死で抵抗する芽以と恵梨香を守るため、そして自分の為に闘う決心をする多和。芽以の機転でヤクザは去り、傷ついた多和は芽以に、自分があきらめてしまった夢を語る。“アキラメズニガンバレ! 〜Don't Lose Heart〜”と励ます芽以。三度ヤクザ達が戻って来た。映画館のロビーが闘いの場と化し、やがて暗闇にレクイエムが鳴り響く……。